障害年金は、どのように進むかの一般的な流れ

社会保険労務士に依頼する場合でも、自分の病気のことは自分が思い出さないと始まりません。

言わなくてもわかる、というのはどの場合でもありえないことなのです。また、家族と同じように同居していて今までの病状をわかっているわけでもありません。

自分で申請(請求)手続きを行う場合でも、社会保険労務士に依頼する場合でも、まずは、自分の病歴、どのように始まってどのように悪化したのか、それはいつ頃の話なのかを把握しておきましょう。そこからスタートです。

もちろん自分ではこうだと思っていても、記憶は当てにならないので、受診状況等証明書などを病院に書いてもらったら、初診日よりも前に病院に行っていたことがわかることもあります。

自分は今の病気とは関係ないと思っていても、障害年金の認定の場合は、その些細な記述が、初診日変更とされてしまうこともあるのです。

一般的な流れ

一般的にはどのようにすすんで行くのか、簡単な流れを書きます(もちろん、人によっては違いがあります)。

病歴の確認、いつ頃から具合が悪くなったのか

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初診日がある程度わかったら、保険料納付要件の確認
(初診日は、自分が思っていた日と異なる場合もあるので、年金の納付記録をもらう)

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受診状況等証明書を初診日の病院に書いてもらう

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診断書を病院で書いてもらう
診断書は、1枚で済む場合と、2枚必要な場合があります

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病歴就労状況等申立書を作成
今までの病歴を再度振り返り作成。
受診状況等証明書、診断書と食い違いがないように

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住民票、戸籍、銀行通帳のコピーなどの用意

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障害年金の裁定請求書を記入

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窓口へ書類一式を提出

これは、本当に、ざっくりとした概略的流れです。

簡単に思えるが意外と時間がかかる

上記の流れを見ると、簡単に思うでしょうが、実は始めてみますと時間がかかるものなのです。

診断書もたいては1,2週間くらい、かかっても1ヶ月程度で出来上がりますが、お医者様の中には、診断書を書くのに、時間がかかるので、半年待ってほしいと言われるところもあります(弁護士や社労士が来ても、早くはできないという医師も)。

さらには、自分が思っていた初診日より前に受診していたことがわかり、再度、書類をもらいに行くということもあります。

病気によっては、さらに遡ることもあります。
(有名なところでは、糖尿病性腎症で、慢性腎不全と診断された日が初診日と思っていたら、糖尿病と診断された日が初診日とされ、かなり以前に通院していた病院に受診状況等証明書をもらうことになった、などあります)。

これは、「相当因果関係」といいまして、障害年金では独特の考え方をする場合もあるので注意が必要です。これに関してはいずれまたブログに書きたいと思いますが、高血圧と脳梗塞が関係ありそうに感じますが、相当因果関係なし、と取り扱われることとなります。

初診日については、受診状況等証明書を病院に書いてもらった時点では、前医(前にかかっていたお医者様)のことが書かれていなかったので、これが最初と思いきや、診断書に「○○病院で長年治療していた」などと書いてあることで、さらに前の病院がわかったということもあります。

いずれにせよ、記憶の整理をして前にかかった病院はないか、関係する病気で通院していたことはないか、なるべく多くのことを思い出すように努めてください。