診断書に不備があった場合は主治医に修正をお願いしましょう

診断書の受け取りは、社会保険労務士に依頼している人以外は、なるべく本人が取りに行くようにした方がいいです。直接取りに行けば、その場で確認できますし、特に、肝心の名前や生年月日もすぐに確認し、訂正をお願いできます。

障害年金診断書

その場で確認するのは時間的に無理な場合は、家に帰ってからでもいいので内容は必ず確認してください。医師が書いたものを自分で訂正してはいけません。必ず、訂正印を押してもらいます。

中には、医師が書いたものをそのまま年金事務所に持っていくべきで、確認もしてはいけないと思っている人もいますが、内容は必ず確認してください。封筒の中に入っている場合は、開けてみてください。これは遠慮するべきものでもありません。自分の障害年金が受給できるかできないかを左右する診断書なのですから。不備がある場合はもちろんのこと、検査数値がおかしいなど何かあったら主治医に確認です。

障害年金の診断書は8つの種類があります。すべての傷病を8種類の中に収めているので、中にはいくつかの病気が一緒の診断書になっている場合もあります。その場合は、記入不要な欄もあるので、すべてに書かれているというわけではないです。

今回は、8種類の診断書のそれぞれについて、見ておくべきところを書いてみます。

眼の障害用の診断書

まずは、自分の氏名、生年月日、性別、住所欄に間違いないか確認です。あっていることが当然と思いがちな部分ですが、漢字が間違っていることもあるのでチェックしましょう。

前提として、診断書の赤字部分に書き漏れがないかどうかを確認します。関係ない部分には、斜線をひくことになっていますが、斜線を引いていない場合も多いです。

初診年月日、現症日(平成○年○月○日現症)、現症時の日常生活活動能力及び労働能力、予後の部分(これらには「必ず記入してください」と赤字で書かれています)です。なお、役所の書類は日付、年月日が重要なので、○月だけになって、○日が抜けていないかどうかも確認です。

③の欄には、①欄の傷病(傷病名)で初めて医師の診療を受けた日を記入します。②と③の欄は、診療録(カルテ)で確認できた場合は、「診療録で確認」を○で囲みますが、確認できないときは、「本人の申立て」を○で囲み、本人が申立した申立て年月日を記入することになっています。

この申立の場合の年月日が抜けていることがとても多いです。この年月日によって、診断書を本人が持っていった時に聞いたのか、それとも、初診時に本人が言ったのかがわかります。

①から⑨の欄は、年金の審査として重要な部分なので書き漏れがないかどうかを見ます。診察回数は、現症日前1年間の回数です。

④の欄に傷病名が入っている場合は、その傷病名での初診年月日が書いてあるかも確認します。わからない場合は、「不明」となっていることが多いです。

⑦欄の「傷病が治っている場合」は、治療を行っても回復の見込みがなく、その症状が変わらない状態となった場合、その日を記入することになります。治ったというと永遠に治らないと思われがちですが、症状が固定して治療の効果がないという場合も含みます。

⑩の障害の状態の横、平成○年○月○日現症の欄の現症日はそのカルテの時点での障害の状態となりますので、日付が必ず書いてあるか確認します。

視力の検査値や症状所見に記載があるかどうか、矯正視力、メガネやコンタクトレンズを使用しての視力ですが、これも記載があるかどうかです。矯正視力ができない場合は、矯正不能のように書かれているかどうか確認してください。

視野障害がある場合、ゴールドマン視野計の測定により、①にⅠ/4の測定結果を書き、②-1にⅠ/2の測定結果を記入するとともに、②-2中心視野の角度欄に左右8方向の角度と計が記入してあるかどうかを確認します。

⑩欄の(4)(5)(6)については、これに該当する障害がある場合、記入することになります。

⑪現症時の日常生活活動能力及び労働能力及び⑫予後の欄は必ず書くことになります。日常生活がどのような状況なのか、労働はできる状態がなのか、記載してもらいます。予後の欄も判断がつかない場合であっても「不詳」など記載してもらいます(空欄にしないということです)。

その他、診断した病院名、病院住所(ゴム印の場合、住所が抜けている場合もあります)、診療科名、医師の名前とともに医師の印が押されていること、日付が抜けていないことを確認します。

聴覚、鼻腔機能、平衡機能、そしゃく・嚥下機能・音声又は言語機能の障害用の診断書

これは、さまざまな病気が入っている診断書のひとつとなります。まずは、自分の氏名、生年月日、性別、住所欄に間違いないか確認します。

これも診断書の赤字部分に書き漏れがないかどうかを確認します。

③の欄には、①欄の傷病(傷病名)で初めて医師の診療を受けた日を記入します。②と③の欄は、診療録(カルテ)で確認できた場合は、「診療録で確認」を○で囲みますが、確認できないときは、「本人の申立て」を○で囲み、本人の申立の場合は申立て年月日を記入することになっています。この年月日が抜けていることが多いです。

①から⑨の欄は、年金の審査として重要な部分なので書き漏れがないかどうかを見ます。

④の欄に傷病名が入っている場合は、その傷病名での初診年月日が書いてあるかも確認します。わからない場合は、「不明」となっていることが多いです。

診察回数は、現症日前1年間の回数です。入院の場合は、入院1日につき、1回になります。
なお、咽頭全摘手術を施した場合は、その原因となった傷病の初診日から1年6ヶ月を待たなくても全摘出手術日が障害認定日とする取扱があります。

⑦欄の「傷病が治っている場合」は、治療を行っても回復の見込みがなく、その症状が変わらない状態となった場合、その日を記入することになります。

⑩の障害の状態の横、平成○年○月○日現症の欄の現症日はカルテの時点での障害の状態となりますので、日付が必ず書いてあるか確認します。
⑩の欄は、傷病ごとに書く場所が違います。

聴覚の障害の場合

聴力レベルは、4分法により算出されたものです。以下の点に気をつけます。
補聴器を使用しない状態で、オージオメータによって測定されたデシベル値で記載されていること。

両耳の平均純音聴力レベル値が、90デシベル未満の場合は、最良語音明瞭度が記載されていること。

聴力レベルが100デシベル以上の診断となる場合は、オージオメータによる値が書いてあるだけでなく、指定の検査結果が必要なので、所見欄の記載と検査結果のコピーの添付があること。

鼻腔機能の場合

(2)鼻軟骨の欠損や、鼻呼吸障害など記載してあるか

平衡機能障害の場合

(3)状態および症状所見、検査所見が記載されているか。

そしゃく・嚥下機能の場合

(4)必要なことの内容が記載があるかどうか。

音声又は言語機能障害の場合(診断書裏面になります)

(5)欄は診断書裏面です。
アの欄に○が付けられているかどうか。
イの欄は、構音障害、音声障害、聴覚障害による障害がある場合に記入となります。
ウの欄は、失語症がある場合に記入となります。

検査結果について書いてあるかどうか。これらは必要に応じて、検査結果表を添付します。

 

その他共通事項
⑪現症時の日常生活活動能力及び労働能力及び⑫予後の欄は必ず書くことになります。日常生活がどのような状況なのか、労働はできる状態がなのか、記載してもらいます。㉒予後の欄も判断がつかない場合であっても「不詳」など記載してもらいます。

その他、診断した病院名、病院住所(ゴム印の場合、住所が抜けている場合もあります)、診療科名、医師の名前とともに医師の印が押されていること、日付が抜けていないことを確認します。

肢体の障害用の診断書

この診断書もさまざまな傷病に使われます。まずは、自分の氏名、生年月日、性別、住所欄に間違いないか確認します。

これも診断書の赤字部分に書き漏れがないかどうかを確認します。

初診年月日、現症日(○年○月○日現症)、現症時の日常生活活動能力及び労働能力、予後の部分(これらには「必ず記入してください」と赤字で書かれています)です。なお、役所の書類は日付、年月日が重要なので、○月だけになって、○日が抜けていないかどうかも確認です。

③の欄には、①欄の傷病(傷病名)で初めて医師の診療を受けた日を記入します。②と③の欄は、診療録(カルテ)で確認できた場合は、「診療録で確認」を○で囲みますが、確認できないときは、「本人の申立て」を○で囲み、本人が申立の場合申立て年月日を記入することになっています。

この申立の場合の年月日が抜けていることがとても多いです。この年月日によって、診断書を本人が持っていった時に聞いたのか、それとも、初診時に本人が言ったのかがわかります。

①から⑨の欄は、年金の審査として重要な部分なので書き漏れがないかどうかを見ます。診察回数は、現症日前1年間の回数です。

④の欄に傷病名が入っている場合は、その傷病名での初診年月日が書いてあるかも確認します。わからない場合は、「不明」となっていることが多いです。

⑦欄の「傷病が治っている場合」は、治療を行っても回復の見込みがなく、その症状が変わらない状態となった場合、その日を記入することになります。治ったと判断した場合は、その理由を裏面の㉓に記載することになります。特に、脳血管疾患による障害の場合、1年6ヶ月以内に症状固定となる場合があるので、その場合は特に理由が必要です。離断、切断、欠損の場合は、比較的症状固定がはっきりしていると思うので、それが記入されているかどうかを確認します。

障害認定日とは(認定日の特例の部分)

 

⑩の障害の状態の横、平成○年○月○日現症の欄の現症日はカルテに基いたその時点での障害の状態となりますので、日付が必ず書いてあるか確認します。

上肢、下肢の切断、離断による機能障害の場合

⑪の欄に、図で示してあるかどうか。中身の記載があるかどうか。切断または離断日や、創面治癒日の記入があるかどうか。

⑱日常生活における動作の障害の程度、⑲補助用具使用状況など必要に応じて記載があるかどうか。

脳血管障害による機能障害の場合

⑪の欄の麻痺についても部位がわかるように図で示してあるかどうか。その中身の記載があるかどうか。
その他、⑭の握力や⑮の手(足)指関節の他動可動域は他動可動域による測定結果の記載があるかどうか。
たとえ、右側だけであっても健側と患側の比較のために必ず記入

裏面の⑯関節可動域及び筋力、⑱日常生活における動作の障害の程度、⑲補助用具使用状況、⑳その他の精神・身体の障害の状態の欄にすべて記載されているかどうか。

両側変形性関節症等により人工骨頭置換術、人工関節置換術などを行っている場合

⑪の欄に変形に関して図で示してあるかどうか。
⑬の人工骨頭、人工関節の装着の状態の欄が記入してあるかどうか。手術年月日も確認します。
初診日から1年6ヶ月を待たなくても挿入置換の日で障害認定日とする取扱になっています。

⑱日常生活における動作の障害の程度、⑲補助用具使用状況など必要に応じて記載があるかどうか。

両側変形性関節症等による機能障害の場合

⑯の欄の関節可動域及び筋力、⑰四肢長及び四肢囲、⑱日常生活動作の障害の程度、⑲補助用具使用状況の欄がすべて書かれているかどうか。

慢性関節リウマチ等による全身症状の伴う機能障害の場合

⑯関節可動域及び筋力、⑰四肢長及び四肢囲、⑱日常生活動作の障害の程度、⑲補助用具使用状況、⑳その他の精神・身体の障害の状態の欄のすべてが書かれているかどうか。

その他
なお、裏面にも現症日(年月日)を書くことになっていますので注意が必要です。

⑱欄は、必ず、補助用具を使用しない状態での判断になります。

⑲補助用具使用状況の欄は、使用していない場合は、8に○が必要です。

㉑現症時の日常生活活動能力及び労働能力(補助用具を使わない状態での記載)及び㉒予後の欄は必ず書くことになります。日常生活がどのような状況なのか、労働はできる状態がなのか、記載してもらいます。労働能力についても記載が必要です。㉒予後の欄も判断がつかない場合であっても「不詳」など記載してもらいます。

その他、診断した病院名、病院住所(ゴム印の場合、住所が抜けている場合もあります)、診療科名、医師の名前とともに医師の印が押されていること、最後の部分に日付が抜けていないことを確認します。

精神の障害用の診断書

まずは、自分の氏名、生年月日、性別、住所欄に間違いないか確認です。漢字が間違っていることもあるのでチェックしましょう。

前提として、診断書の赤字部分に記載漏れがないかどうかを確認します。

日本年金機構でも精神の障害用の診断書を書くにあたっての記載要領を用意しています。

http://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/todoke/shougai/20140421-23.files/0000015301DRaiUqGn87.pdf

ここに書いてあることが、きちんと書かれているかをまずは確認ください。

そのうえで、念のためということで、以下に書いておこうと思います。

初診年月日、現症日(○年○月○日現症)、現症時の日常生活活動能力及び労働能力、予後の部分(これらには「必ず記入してください」と赤字で書かれています)です。なお、役所の書類は日付、年月日が重要なので、○月だけになって、○日が抜けていないかどうかも確認です。

③の欄には、①欄の傷病(傷病名)で初めて医師の診療を受けた日を記入します。②と③の欄は、診療録(カルテ)で確認できた場合は、「診療録で確認」を○で囲みますが、確認できないときは、「本人の申立て」を○で囲み、本人の申立の場合、申立て年月日を記入することになっています。

この申立の場合の年月日が抜けていることがとても多いです。この年月日によって、診断書を本人が持っていった時に聞いたのか、それとも、初診時に本人が言ったのかがわかります。

①傷病名も重要ですが、ICD-10のコードが記入漏れになっていないかを確認します。
①から⑨の欄は、年金の審査として重要な部分なので書き漏れがないかどうかを見ます。

⑨の欄、下部「エの治療歴」が必ず書かれていることが重要ですので確認します。書ききれない時は⑬備考に書きます。

⑩の障害の状態の横、平成○年○月○日現症の欄の現症日はカルテに基いたその時点での障害の状態となりますので、日付が必ず書いてあるか確認します。

⑩欄のアに○があるかどうか。イに「その程度、病状、処方薬等」書かれているかどうかも確認します。

さらに裏面の⑩のウの日常生活状況の1から3はかなり重要です。書き漏れがないかどうかを確認します。「単身で生活するとしたら」という部分もよく考えてみてください。また、書いてある内容(単身で生活の状況かどうか)に自分の症状とずれがないかどうかも確認します。

⑪現症時の日常生活活動能力及び労働能力及び⑫予後の欄は必ず書くことになります。日常生活がどのような状況なのか、労働はできる状態がなのか、記載してもらいます。労働能力についても記載が必要です。⑫予後の欄も判断がつかない場合であっても「不詳」など記載してもらいます。

その他、診断した病院名、病院住所(ゴム印の場合、住所が抜けている場合もあります)、診療科名、医師の名前とともに医師の印が押されていること、最後の部分に日付が抜けていないことを確認します。

 

なお、精神の障害の診断書は原則、精神保健指定医又は精神科を標ぼうする医師が記入することになっています。ただし、てんかん、知的障害、発達障害、認知障害、高次脳機能障害などの疾患については、小児科、脳神経外科、神経内科、リハビリテーション科、老年科小児科を専門に見ている医師主治医の場合は、これらの科であっても記入可能になっています。

①の傷病名のところのICD10コードがF4の場合、すなわち神経症圏の傷病名が記入された場合でなおかつ、精神病の病態を示している時は、統合失調症、または、気分(感情)障害に準じて認定するので⑬の備考欄にその旨と示している病態のICDー10コードが必要です。

高次脳機能障害による失語障害があるときは、「言語機能の障害用」の診断書が必要となります。

いずれにせよ、上記の記載要領(PDF)は医師向けに書かれているものなのですが、留意するポイントが書かれていて参考になるので、前もってよく読んでおくといいです。

呼吸器疾患の障害用の診断書

まずは、自分の氏名、生年月日、性別、住所欄に間違いないか確認します。

これも診断書の赤字部分に書き漏れがないかどうかを確認します。

初診年月日、現症日(○年○月○日現症)、現症時の日常生活活動能力及び労働能力、予後の部分(これらには「必ず記入してください」と赤字で書かれています)です。なお、役所の書類は日付、年月日が重要なので、○月だけになって、○日が抜けていないかどうかも確認です。
③の欄には、①欄の傷病(傷病名)で初めて医師の診療を受けた日を記入します。②と③の欄は、診療録(カルテ)で確認できた場合は、「診療録で確認」を○で囲みますが、確認できないときは、「本人の申立て」を○で囲み、本人の申立の場合、申立て年月日を記入することになっています。

この申立の場合の年月日が抜けていることがとても多いです。この年月日によって、診断書を本人が持っていった時に聞いたのか、それとも、初診時に本人が言ったのかがわかります。

①から⑨の欄は、年金の審査として重要な部分なので書き漏れがないかどうかを見ます。診察回数は、現症日前1年間の回数です。

④の欄に傷病名が入っている場合は、その傷病名での初診年月日が書いてあるかも確認します。わからない場合は、「不明」となっていることが多いです。

 

⑩の障害の状態の横、平成○年○月○日現症の欄の現症日はその時点での障害の状態となりますので、日付が必ず書いてあるか確認します。赤字の部分の年月日も書き漏れがないかどうかを確認します。

共通項目の部分は呼吸器の障害なら必ず書く部分となります。

⑩3の一般状態区分表は重要です。年月日も書いたあるかどうか確認します。

⑩の7動脈血ガス分析値は、安静状態の計測値であり、酸素吸入中の場合は、( )の中に計測値が書かれていることを確認します。

なお、在宅酸素療法を施行している場合、その開始日がその原因となった傷病の初診から1年6ヶ月を経過する前でも、開始日を障害認定日とする取り扱いになっています。
障害認定日とは(認定日の特例の部分)

検査結果の数値や年月日、必要な所見が書かれていることを確認します。

オモテは共通項目で、診断書の裏は、該当する疾患ごとの記載になります。
⑬6の喘息の治療で使用する薬剤は、「喘息予防・管理ガイドライン」で示す薬剤の用量を参考にすることになっています。

結核、肺化濃症、じん肺等においては、胸部X線フイルムを必ず添付します。CD等で保管の場合は、画像をあらかじめ印刷したものを添付となります。

⑮現症時の日常生活活動能力及び労働能力及び⑯予後の欄は必ず書くことになります。日常生活がどのような状況なのか、労働はできる状態がなのか、記載してもらいます。労働能力についても記載が必要です。⑯予後の欄も判断がつかない場合であっても「不詳」など記載してもらいます。

その他、診断した病院名、病院住所(ゴム印の場合、住所が抜けている場合もあります)、診療科名、医師の名前とともに医師の印が押されていること、最後の部分に日付が抜けていないことを確認します。

 

循環器疾患の障害用の診断書

まずは、自分の氏名、生年月日、性別、住所欄に間違いないか確認します。

これも診断書の赤字部分に書き漏れがないかどうかを確認します。

初診年月日、現症日(○年○月○日現症)、現症時の日常生活活動能力及び労働能力、予後の部分(これらには「必ず記入してください」と赤字で書かれています)です。なお、役所の書類は日付、年月日が重要なので、○月だけになって、○日が抜けていないかどうかも確認です。

 

③の欄には、①欄の傷病(傷病名)で初めて医師の診療を受けた日を記入します。②と③の欄は、診療録(カルテ)で確認できた場合は、「診療録で確認」を○で囲みますが、確認できないときは、「本人の申立て」を○で囲み、本人の申立の場合申立て年月日を記入することになっています。この申立の場合の年月日が抜けていることがとても多いです。

①から⑩の欄は、年金の審査として重要な部分なので書き漏れがないかどうかを見ます。診察回数は、現症日前1年間の回数です。

④の欄に傷病名が入っている場合は、その傷病名での初診年月日が書いてあるかも確認します。わからない場合は、「不明」となっていることが多いです。

⑪の循環器疾患の横、平成○年○月○日現症の欄の現症日はカルテに基いたその時点での障害の状態となりますので、日付が必ず書いてあるか確認します。赤字の部分の年月日も書き漏れがないかどうかを確認します。⑪の2の一般状態区分表は重要ですので、年月日が記載があるかどうか確認します。

検査結果の日付も抜けていないか確認します。各測定日は現症日に近いものを書きます。

⑪欄の心電図所見のある場合は、心電図のコピーを必ず添付します。

 

裏面の⑫疾患別所見も日付が抜けていないかどうかを確認します。そのうえで、該当する疾患の必要な所見、検査結果の数値、それら年月日を書いているかどうかを確認します。場合によっては、1つの欄だけでなく、複数の欄にも記載となります。改正後の診断書は以前の診断書より書く項目が多くなっているので、注意が必要です。

心臓ペースメーカー、植込み型除細動器(ICD)および人工弁を装着の場合は、それらの装着日の年月日が書かれていることを確認します。

⑬現症時の日常生活活動能力及び労働能力及び⑭予後の欄は必ず書くことになります。日常生活がどのような状況なのか、労働はできる状態がなのか、記載してもらいます。労働能力についても記載が必要です。⑭予後の欄も判断がつかない場合であっても「不詳」など記載してもらいます。

その他、診断した病院名、病院住所(ゴム印の場合、住所が抜けている場合もあります)、診療科名、医師の名前とともに医師の印が押されていること、最後の部分に日付が抜けていないことを確認します。

 

腎疾患、肝疾患、糖尿病の障害用診断書

これもさまざまな疾患が入っている診断書のひとつとなります。

まずは、自分の氏名、生年月日、性別、住所欄に間違いないか確認します。

これも診断書の赤字部分に書き漏れがないかどうかを確認します。

③の欄には、①欄の傷病(傷病名)で初めて医師の診療を受けた日を記入します。②と③の欄は、診療録(カルテ)で確認できた場合は、「診療録で確認」を○で囲みますが、確認できないときは、「本人の申立て」を○で囲み、本人の申立の場合、申立て年月日を記入することになっています。この年月日が抜けていることが多いです。

①から⑩の欄は、年金の審査として重要な部分なので書き漏れがないかどうかを見ます。

④の欄に傷病名が入っている場合は、その傷病名での初診年月日が書いてあるかも確認します。わからない場合は、「不明」となっていることが多いです。

診察回数は、現症日前1年間の回数です。入院の場合は、入院1日につき、1回になります。

⑪の一般状態区分表は重要ですので、書き漏れがないかどうか、日付も含め確認します。

腎疾患の場合

⑫の腎疾患のところに記入漏れがないかを確認します。過去6ヶ月における2回以上の検査結果をそれぞれ書きます。
腎性網膜症又は糖尿病を合併する場合は、裏面の糖尿病のところにも記載します。
肝疾患も併発している場合は、裏面の⑬肝疾患にも記載します。

人工透析を行っている場合は、その開始日が必ず記載となります。場合によっては初診日から1年6ヶ月をまたずに障害認定日となることがあるからです。行った透析の種類すべてに○をつけます。
障害認定日とは(認定日の特例の部分)

腎臓移植をしている場合は、⑫4のその他所見に年月日を含め記載が必要となります。

肝疾患の場合

⑬の肝疾患の欄に必ず記載します。
⑬の現症日の年月日に記載漏れがないかどうかを確認します。
検査結果は過去6ヶ月以内のもので、2回以上の検査成績を記入しているかどうかを確認します。

腎疾患を併発している時は、腎疾患の欄にも、糖尿病を併発している時は、糖尿病欄にも記載しているかどうかを確認します。

糖尿病の場合

⑭の糖尿病の欄に記載しているかどうかを確認します。年月日も記載漏れしていないか確認します。

行っている検査数値の記載漏れがないかどうかを確認します。
腎合併症の場合は、オモテの腎疾患の欄も必ず記載が必要です。
合併症の欄は、過去3ヶ月のうちで、最も病状を表している所見を書きます。

その他の代謝疾患の場合

⑮欄に記載がされているかどうか、年月日も記載漏れがないかどうかを確認します。

その他共通事項

⑯現症時の日常生活活動能力及び労働能力及び⑰予後の欄は必ず書くことになります。日常生活がどのような状況なのか、労働はできる状態がなのか、記載してもらいます。労働能力についても記載が必要です。⑰予後の欄も判断がつかない場合であっても「不詳」など記載してもらいます。特に、移植を行っている場合は、移植後の予後を必ず記載します。

その他、診断した病院名、病院住所(ゴム印の場合、住所が抜けている場合もあります)、診療科名、医師の名前とともに医師の印が押されていること、最後の部分に日付が抜けていないことを確認します。

 

血液・造血器・その他の障害用の診断書

この診断書は、血液・造血器疾患だけでなく、今まで書いた診断書のどれにも当てはまることが無かった場合にも使います。

まずは、自分の氏名、生年月日、性別、住所欄に間違いないか確認します。

これも診断書の赤字部分に書き漏れがないかどうかを確認します。

③の欄には、①欄の傷病(傷病名)で初めて医師の診療を受けた日を記入します。②と③の欄は、診療録(カルテ)で確認できた場合は、「診療録で確認」を○で囲みますが、確認できないときは、「本人の申立て」を○で囲み、本人の申立の場合申立て年月日を記入することになっています。本人の申立の場合、この年月日が抜けていることが多いです。

①から⑨の欄は、年金の審査として重要な部分なので書き漏れがないかどうかを見ます。

④の欄に傷病名が入っている場合は、その傷病名での初診年月日が書いてあるかも確認します。わからない場合は、「不明」となっていることが多いです。

診察回数は、現症日前1年間の回数です。入院の場合は、入院1日につき、1回になります。

⑪の計測値と⑫の一般状態区分表は重要ですので、日付も含め、書き漏れがないかどうかを確認します。計測の欄に視力障害が出ている時など、それぞれの障害が出ていたら、それも記載します。

骨髄性白血病など血液・造血器疾患の場合

⑬の欄に記載があるかどうかを確認します。現症の年月日も記載漏れがないか確認します。

検査結果の内容、検査の年月日ついても記載漏れがないかどうかを確認します。それぞれの疾患ごと必要内容が書き漏れていないか確認します。

ヒト免疫不全ウイルス感染症、その続発症の場合

免疫機能障害の欄の年月日の記載漏れがないかどうかを確認します。
⑭、⑯、⑰欄は必ず記載します。

日本年金機構でも注意するポイントを書いたものを出しています。詳しくはこれを確認してください。

http://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/todoke/shougai/20140421-16.files/0000006840.pdf

なお、検査結果は現症日以前4週間以上の間隔をおいて行われた連続する直近2回の検査結果を書きます。

悪性新生物、直腸腫瘍、膀胱腫瘍などの場合

⑮のその他の障害の欄に、年月日を含め記載漏れがないかどうかを確認します。

人工肛門造設、尿路変更術、新膀胱造設の場合は、日付も大事なので、書き漏れがないかどうかを確認します。
障害認定日とは(認定日の特例の部分)

その他共通事項

⑯現症時の日常生活活動能力及び労働能力及び⑰予後の欄は必ず書くことになります。日常生活がどのような状況なのか、労働はできる状態がなのか、記載してもらいます。労働能力についても記載が必要です。⑰予後の欄も判断がつかない場合であっても「不詳」など記載してもらいます。

その他、診断した病院名、病院住所(ゴム印の場合、住所が抜けている場合もあります)、診療科名、医師の名前とともに医師の印が押されていること、最後の部分に日付が抜けていないことを確認します。